この自由は詩う

今、このときをうたふ。

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

花は夢を見るのか?

花はもはや蕾ではない。 しかしてもはや欲はなく私ごとなどやらもなくそれはひたすらに咲いている。 そう花はただ花としての成就を成熟を果たしたからもはやさらなる紅やら夢見などは必要ではないとそのようにいうほかはないだろう。 いや単純かつ明快だ。 …

それは儚いからこそ美しい

桜花はいつの世も儚いものだ。 いや九州は福岡で今年初のサクラの開花宣言がなされてから早九日たちその遠く離れたこの地は山間にあってちなみに桃の節句やらもひと月遅れだからその花咲き乱れるを愛でられるのもまだ先のことになる。 しかしながら今年ツバ…

この道をゆくこと 続篇

そのこの道とは君だけの道だ。 そう君だけのこの道はその道やらあの道と呼ぶようなものでない明らかに君に与えられている道のことでもはや舗装された信仰の道のようにあれこれと闘い続けるようなことのない常にも真新しい道なき道のこと。 して道はまま瞑想…

この道をゆくこと

闘う必要なんかないのだ 泳ぐことすらも必要じゃないのだ ただ流れといっしょに漂うのだ 川はそれ自身でひとりでに流れている あらゆるものは必ず究極の大洋に至る あなたはただどんな妨害もしないことだ 川を推し進めたりすることはない ただそれといっしょ…

あられもない

そうもはや明明白白。 いや君もそのなにかしらそのやりたいこと好きなことを常にそのやりたいように好きにやっているのだろうからそのなにも問題はない。 だろう? いやいずれにせよ自ずから氣づかないことにはどうにもならないからそのやりたいこと好きなこ…

日日是好日

にして日の終りに。 いやいつにあれ遊んでいるようなものだと母に呆れられながらも冬の日は雪かきやらで深雪やまたは撒き餌で雀たちや云々とまま遊んでいるようにあったが今日は庭先にてふとも虫たちの目覚めに立ち会ったりした。 してたしかに春に近づいて…