この自由は詩う

今、このときをうたふ。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

美とは

いや美とはなんだろう? そう美はあの真善美の美でもあるだろう。 いやこれについていうなら難しく考えるまでもなく善と美のなきところに「真」はなく真と美のなきところに「善」はなくまた真と善のなきところに「美」はなしとそのようにいうことも出来るだ…

骸骨

そう夏になると思い出す。 いや幼少であった頃に地元のお寺の境内に設置されたお化け屋敷があまりに怖くて泣きわめき出口に向かうどころか入り口に戻ったというのもそのひとつだ。 そう結局ホラーなどは論外でやはり性に合わずやはり観ることもないが今回の…

いや水瓶座の時代から今しばらく。 そうさらにもXIV節制のカードの図柄に共通する点のあるものがXII吊るされた男となるのだがその二枚のカードのあいだにはXIII死神のカードが並んでいる。 いや死神と聴くと大抵の人間は怪訝な顔をするだろうがコ…

不生不滅

そうタロットカードのX運命の輪。 いやご存知の方もおられるだろうがあのカードの中央にはその輪が描かれていてその輪は回り続けてもいて人間を象徴するかのような動物がその輪とともに回っているというあれだ。 またカードの四隅には12星座の不動宮を表…

満月によせる

今日は満月。 そうかくして天体という題材にあつらえ向きの惑星Xについて述べよう。 いや鵜呑みになどする必要はないがその惑星は未だ見ぬ天体のことなどではなく人間にとっても親しみのある月こそがそのXといえる。 そうかぐや姫の故郷たる天体ではては日…

天上天下唯我独尊

そう人体とは正しく宇宙だ。 いや神が無限なる宇宙でその似姿に創られたのだからコレ小宇宙だ。 そう身体には各部位がありまた五臓六腑や神経などの器官が内包されていてそれらは12星座や諸惑星を象徴してもいて否それらを従えてもいるわけだ。 いやどこま…

身体は嘘をつかない

いよいよ夏も本番となってきた。 いや相変わらず野良仕事に精を出す日々に時間はおろか暑さも忘れコレ心頭滅却火もまた涼しと観じないではいられない。 とはいえこれまでの体験を支えてくれただろうその身体に感謝の氣持ちがあるのならその声に耳を傾けても…

大人になるということ

いや大人になるとはどういうことか? そう端的にいうなら進化することだろうしまた大人は学校に通ったり教科書がなくとも一人で学ぶことが出来るだろうし例えば転んでもすぐに起き上がることが出来てその責は自らで引き受けることが出来るといえよう。 また…

音と数をあそぶ

そう愛アイは五と五の十だ。 いやそれでは平衡かつ動きがない。 しかしながら先んじてあるのがアであることがここでの鍵といえる。 いや日本におけるアはその語源は「阿」だ。 そうこの阿の画数は七画であるからして自ずとイは三となって厳密に十は七と三で…

愛とは 続篇

前回に引き続いてアイとは。 いやコレその読みかたにおいてももちろんだがちなみに縦に並べてもそのバランスに然ほどの違いはない。 いやそれでも先んじてあるのがどちらであるかは一目瞭然といえる。 そう在るモノの「ア」が先だ。 そうして生命いのちの「…

愛とは

今日は七夕だ。 いや渡りに舟と誰しもが興味のあるだろう愛について述べてみよう。 そう愛アイとはアとイが並んでいる状態でそうアイは常にどちらか一方に偏ることなくとても絶妙なバランスで並んでいる。 そう愛にはバランスが必要といえる。 いやちなみに…

そう前回の皮肉。 これはかの達磨大師の「皮肉骨髄」から分かれ生まれたことばでその皮や肉は表面的なものでしかなくその本質を理解していないということにおいての非難であるとされた。 しかしながらどうあろうとその皮や肉が始めの一歩でもある以上それも…

皮肉

いや世間には神仏を信じる者は数多いる。 しかしながらその神仏を「信じる」ということと神仏を「識る」ことのあいだにはコレ雲泥の差があるといってよいだろう。 そう信じるではその対極の「信じない」を含み持ちーーーそうそれらはどこまでも表裏一体であ…