この自由は詩う

今、このときをうたふ。

2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

或る愛の記

雨上がりの青空の下。 この庭樹に咲き乱れている小さな白い花の周りをクマバチやマルハナバチや蜜蜂らが乱舞していてときにその花弁も頭上から降り注ぎ辺りを芳しい香りで包み込んだ。 はたして悦びの香りはやはり芳しい。 いやともかくもよい一日だった。 P…

至極当然のこと

そのようにいうほかない。 いや自我にはわからないだろうことで無我にはわかるだろうこと自らには眞我にはわかることだといえるだろう。 そうなにもかもない。 P.S. してひとえに風前の塵に同じ。

ともにあることとは

これ信仰に非ず。 いやときに自然信仰のように誤解されるがこれまた禅のようにやはり全体に通じていてそれは自然しぜんでなく自然じねんつまりは当たり前を当然をいっているに過ぎない。 そうさらに完全無比このことばに尽きる。 いや人間そのご自分とやらが…

大地とともにある 続篇

それは一枚の絵のように。 いや大地とともにあるなら適に例えるときモネの睡蓮のような風景画にみられるだろうものの如くに正に調和があり正しく大地とともにあるものとそのようにいえるだろう。 そう全体と一体化したモチーフに寧ろか主張の感じられること…

大地とともにある

これは現実の話しだ。 今いのちの根幹を揺るがしかねない動きがそのあまりにも小さなコミュニティである政治村という領域でなされている。 そう緊急事態条項の成立その本質すらも知る由のない彼彼女らがそれを鬼の居ぬ間に推し進めようとあれこれ算段してい…

壁を前にする

いや禅の開祖は達磨大師だ。 してその彼が壁に向かい坐禅を組んだというのはこれよく知られたこぼれ話だがつまるところいつどこにどのようにあろうとままそのようにあるということ。 そうして瞑想はまま起こるもの。 P.S. はたして心頭を滅却せしめんとなる。…

一路

禅には十牛図なるものがある。 してその詳しいところは兎も角としてなぜ禅は牛に焦点を当てたのかにつきひとつ解き明かすことにしよう。 いやこれ意外にも単純で牛はその大地とともにあるときにこそ生きているということ。 そうのんびりとゆったりとおおらか…

はたして今とは? して今こことは何処? いや考えるまでもないことだがしてそのまま君のまま飾らずその流れに乗り淡々としなやかに然るべく応じるそれだけのこと。 そう誰に遠慮などいるものか、なにひとつ問題はないからその両目両耳鼻口とその両手両足とと…

ともにあれ

そう愛とはまま愛でただ愛だ。 いや折々にかけることばを否定はしないが愛は制限なき無言かつ自由とともにあり世間のあちこちにあふれているだろうそれと明らかに一線をかくしている。 してもちろんそれぞれに氣づいていくだろうが現世には絶対はないことを…

熟れた果実は落ちる

そうふさわしいときに落ちる。 いや果実は力まかせにもぎとる必要などなしに熟したなら自ずから落ちるものでその不可欠であろうものは残る。 して結局のところ問題のあるはずもない。 P.S. そう氣づいていることは大事だ。

今宵は上弦の月らしい

いやそれ半円の如くにある。 しかしながらそれがどのような形相のお月様にあろうと月はまま月にほかならない。 そう月は常にまるい。 してヒト科ヒトは上弦の月のようにありながら大地たる一とともにあり地球を表すときに用いられる○に十字の如しだ。 いや数…

それをしようとはしない

そうモノいうとき能書きはいらない。 して言葉とはまま制限を生みその折々好都合の愛情のようにもあるが愛は際限なくときにあふれてしまうものにほかならない。 そう愛はどんな条件も意図もなしにあふれては芳しい香りをも漂わせる。 しかして君その次第でそ…

理解を超えること

そう理解に止まらないこと。 いや全体とひとつになるときとはもはや心や頭の口をか挟むところにはないが寧ろその身その血肉に骨髄にその態わざを沁み渡らせる必要はあるということ。 しかしてその未来にこそモノいうがありひいて野鳥のさえずりやはたまたな…

咲いてこそ散れ

人間は一から始まった。 して人間その自我が死を迎えたらまた一に還りまた一から始まるということ。 そうゼロたる霊に還るにはその抱えている負荷の一切を落とさなくてはならないということとさらにその負荷とはつまり心頭に由来する一切をいうがしかしなが…

無為自然

そう老子の無為自然。 してまた彼はその始めに道をといた人だが要は君の有意によるなにを為さなくとも必要はそのふさわしいことは起こるということ。 そうふさわしいときにふさわしいところで必要は自ずから起こるからついては飾ることなしに素直に丁寧に応…

正しさ

それは当然自然。 して衝動はひいて正道に通じその折々の正しさこそがいうならかのわらべ歌にも唄われている天神様の細道ともなる。 いや現代の人間の多くはあれこれ抱え込んだのだろう数多の精神の影響による都合でかそれを嫌がるがそのままでは到底わかり…